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サービスマンの葛藤

2024年9月26日

修理したいけど!できない悩み 修理いらないじゃない!

エアコンの修理の依頼があったとき必ず確認することは、故障現象・異常コード表示・製品型名などですが、製品型名(製造年)を聞いた途端に「大変申し訳ありませんが修理ができません」と答えなければならない悔しさが湧き出ます。
なぜお断りをしなければならないのかといいますと、【製造されてから15年以上経っているエアコンの部品供給ができない】からです。
また、部品在庫がたまたまあり取り換えたとしても、試運転時にその他の不具合が見つかるという事があります。
最終的には、エアコンの新規お取替えをしなければならない状況にもなります。
最悪な状況を多少でも解消するために、より具体的な症状や現状を説明いただき、なお、お客様に寄り添った説明と対応を求められることを感じております。
「お取替えをお勧めします」と言いたいところですが、サービスマンの「早く直して差し上げたい」精神が出るとの葛藤のなかで仕事に励んでいる毎日です。

お客様から修理のお電話をいただいた際、型名などをお聞きする中で、詳しい状況を教えていただけることで、電話対応で済んでしまい訪問修理しなくてよかったケースもあります。
・停電後、異常コードなどでお客様ご本人が直せたケース。
・振動や小さい異音がする不具合の解消できたケース。
・高温多湿にて吹出口などから水が漏れる不具合の解消できたケース。など

このように具体的にお話をいただけたことにより無駄な出費を免れたケースもありました。
お客様も不具合に対し丁寧に対応していただくことにより、早い正確な対応が可能になりますので些細なことでもお伝えください。