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霜付き

2024年12月11日

寒い冬が来ますとエアコンを暖房で使用しますが、暖房中であまり効きが悪いな?と思って外にある室外機を見ると「機械が、雪が積もったかのように真っ白になっている【霜付き】」なんていうような状況を見たとお電話をいただく時期になりました。
そのときに「壊れている」と考えがちですが、しかし壊れていない場合がほとんどです。
ではなんで室外機に霜がつくかというと、暖房使用時は室外機にて冷たい冷媒ガスが流れているのです。
冷たい冷媒ガスが室外機に流れているため、アルミフィンに霜がつきます。
そして室外機は霜がつきすぎないよう定期的に自動で霜を除去する「霜取り運転」を行います。
この「霜取り」を行っている間は一時的に室内機から暖かい風が出ないので、
「あれ?今暖かくないな?」と思ったこともあるのではないでしょうか?
その時は霜取りを行っている可能性があります。
そして、霜を取るとまた暖房での心地よい風が吹いてきますのでお待ちください。
ただし、うっすらと霜がついてる【霜付き】でなく、雪だるまみたいにびっしりと霜がついてる【凍り付き】の状況ですと異常の可能性がありますので注意してください。
また、不具合原因としまして、「室外機ファンの不良・温度センサー不良・室外機フィンの汚れ詰り」などが考えられますので、修理依頼される際は、見た目や気が付いた点をお話しいただけると解決が早くなります。