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エアコンの上手な使い方

エアコンは、こまめに入切せずに、つけっぱなしが電気代の節約になります。
エアコンは、運転開始直後に多くの電力を消費し、一度、部屋が設定温度になればそのあとは運転開始直後と比べてそれほど電力を消費しません。
また、運転開始直後の風量設定は自動にするのがおすすめです。
何故かと言いますと、運転開始直後に電気を多く消費するという事から、最初から微風や弱風では、部屋が冷えるまでに時間がかかり余分な電力を使うことになります。
風向きは、冷房時は上向き、暖房時は下向きにするといいです。

省エネの工夫 今・昔

昔から夏になると、「よしず」を立てかけたり「すだれ」を吊るしている家を見かける事があります。
室外機の周辺や直射日光が当たる窓に「よしず」「すだれ」は予想以上の遮熱対策と省エネ効果が期待できます。
ここ数年暑い夏が続いております。
今年も、梅雨明け後は各所で40℃を超える地域や期間が増えるそうです。
エアコンはこまめに運転停止を繰り返すよりも連続の方が省エネになると言われています。
エアコンを上手に使って猛暑をのりきりましょう。

暖房から冷房に切り替え時期に起こる空調機の不具合でよくある例

さて、この時期サービスでよくある空調機のトラブルについてご紹介いたします。
この時期はだんだん暑くなり、冷房を今年初めて使うお客様が多いのですが、エアコンが効かないと連絡を受けることが多い時期です。
様々なケースがありますが、故障でなく単に使い方に問題がある場合もあります。
フィルターが汚れて風が出ていない事があったり、マルチタイプのエアコンで、暖房と冷房が同時に運転していることもよくあります。
(一部の機種を除き、一つの室外機で冷房と暖房の同時運転はできません。) 
また、冷房をかけるつもりが暖房で使っていたという例もありました。
ぜひこの時期、早めにエアコンの点検、試運転をしてみてはいかがでしょうか。

第14回「先週のhitoshi君」 空調機の更新工事(第二章)

今回は、既設空調室外機の引き取りと新規空調機の搬入(室室外機の設置)を同じ日に行う事となりました。レッカー旋回範囲の侵入禁止表示、室外機の取り外し作業員と玉掛け作業員、レッカーオペに無線連絡する作業員、レッカーのオペ、機械運搬をするトラック運転手のチームワークに依る連携作業です。
この空調室外機の入れ替え作業が、この工事で一番危険作業を伴う為、工事監理者は安全、品質、限られた時間に神経を配ります。
打合せを行った日程に従い、配管の再接続、保温補修、電気配線の再結線などを行います。
中には新設空調機のサイズが違う事や、配管、配線を延長して接続する作業も発生します。
工事が完了したら試運転調整にはいります。
各データを確認・記録、動作とデータに問題が無ければ終了となります。
弊社は昨年、某専門学校様、某化学製品製造企業様研究棟、某機械メーカー様建屋等のビル用マルチ空調機の更新工事を行わせていただきました。
ちなみに、既設空調機15年~20年使用した機器の更新がほとんどでした。
ご注文を頂きましたお客様方ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

第13回「先週のhitoshi君」 空調機の更新工事

空調機の更新工事、特に建屋1棟全体の更新となると、密な工程の打合わせが必要となります。ましてや、お客様が営業しながらの日程となるとなおさらです。
「この日はこの部屋を使用したいため作業を行わないでください」とか「この部屋は休日に作業してください」とか、様々な要求事項が来ますので、工事管理者はこのような要求に対応していきます。

最初に既設空調機、配管内のフロンガスの回収を行います。古いフロンガスを大気に放出してはいけません。慎重に最後まで残らず回収します。回収したフロンガスは破壊処理または再生処理をします。

次に、既設機械と配管、電気配線の切り離しを行います。既設の冷媒配管を再利用する場合は、異物が入らない様に養生をしっかりと行います。電気配線も元のブレーカーは遮断していますが、配線端末は絶縁ビニールでしっかりと処理します。

これで既設空調機の取り外しの準備が完了となります。

(第二章へ続く)

第12回「先週のhitoshi君」

本年もよろしくお願い致します。
さて、2023年を振り返ると瀬口冷熱工業での受注案件の中ではやはり空調機の更新工事が多かったので更新工事について紹介いたします。
業務用空調機の入れ替え時期ですが、私の経験上15~20年前にご購入をした空調機の更新依頼が多かったです。フィルターなどの定期的な清掃や点検等を行ってできれば20年は使用したいものです。
私たちが引き合いを受けて現地確認をする時、最初に現状の空調設備の状態が図面で管理されているか、この室外機はどこのエリアの空調を行っている系統なのかを確認します。
それから、図面に書かれている内容と現状の内容が合っているか?
現状の冷媒配管、ドレン配管が再利用できるか?
現状のリモコンがどの室内機の運転をコントロールしているのか?などです。
また室外機を交換する時のレッカーの大きさ、設置場所なども確認します。
次にお客様との工事日程の打ち合わせを行います。空調機更新工事は規模により、数日間の空調設備がストップします。営業しながら空調機更新を行う為には空調設備の使用出来ない期間や部屋別に工事を行うといった打ち合わせを要する事もあります。
2023年の空調機更新工事の中での代表的な物件に静岡市内の学校の空調機更新工事がありました。1階から6階まであった為、最初の連休中に奇数階、次の連休中に偶数階の更新を行いました。
この様に営業しながらの場合は、工事工程などをお客様と綿密に打ち合わせを行います。
工事内容につきましては次回に御案内いたします。
2024年のスタートです。元気に、明るく、行きましょう。

第11回「先週のhitoshi君」

こんにちは先週のhitoshi君です。
今回は当社が取組みを行っているSDGs活動の一つを紹介いたします。
SDGs活動の17項の取り組みの中で対外的に行っているのが、第7項の「CO2の削減推進」と第13項の「フロンガス漏洩低減」があります。
では対外的にどの様な活動をおこなっているかと言うと、お客様すべてに対して「フロン排出抑制法への対応」を勧めています。
「フロン排出抑制法」について簡単にご説明しますと、フロンガスを使用している業務用機器を所有されているユーザーに対して機器の点検を定期的に行いその点検を記録保管する事が義務化されている法令となります。
機器は空調機器と冷凍・冷蔵機器に分かれ、点検内容として「簡易点検」、「定期点検」に分かれます。
簡易点検はすべての空調機器(エアコン)、すべての冷凍冷蔵機器に関わる点検で3か月に1回以上行わなければなりません。
主に機器の異常音、異常振動、油のにじみ、機器のキズ、熱交換器の霜付きの有無など目視的な内容となっているので、お客様自身での点検も十分に可能となります。
定期点検については、空調機器(エアのコン)圧縮機の定格出力が7.5kw以上50kw未満は3年に1回以上、50kw以上は1年に1回以上の点検、冷凍冷蔵機器については7.5kw以上は1年に1回以上の点検が義務としています。
機器本体からフロンガスの漏れがないか専門的な検査内容となる為、資格を持った専門業者が行う事になります。検査内容もフロンの種類、フロンの量、漏れ箇所の確認、修理の内容等冷媒漏洩点検整備記録書に明記し機器の廃棄後3年間の保管が義務とされています。
当社は御客様からのフロンの漏えいを必ず防ぐ使命感を常に持ち続けています。記録簿、検査内容、を御客様に丁寧に説明していきます。このブログを見て「我が社のフロン排出抑制法」への取り組みは?
と思う事があれば気軽に当社に御問い合わせください。
分かりやすく丁寧にhitoshi君が御説明にお伺いいたします。

第10回「先週のhitoshi君」

皆様は暑さに負けずお過ごしでしょうか?
さて、営業職は常に新しいお客様を開拓しながら、自分の目標予算と向き合っているのが現実です。
営業職は1+1=2にならないものです。10件訪問して1件お仕事を頂けるとするならば、100件訪問すれば10件お仕事が貰えることになります。しかし、現実は違います。
「ここまでやれば、成果が出る!」との職種では無いのです。「ここまでやったらこのような結果が出た!」との表現が正しいのかもしれません。しかもその結果が評価されるとは限りません。
「ここまでやったのだから、結果は良くても悪くても受け入れましょう」という気持ちです。
大切だと思うことは「結果を顧みての反省と改善。」
数字に追われて「近道をすると、いつかその近道が自分の敵となる」
長期の展望と近々の緻密な計画と考動。出来る、出来ない別として、常に考えていきたいものです。

第9回「先週のhitoshi君」

残暑お見舞い申し上げます。
新しいお客様を獲得する事に必ずぶつかる壁があります。その壁とはお客様に出入りしている既設業社との「価格競争」です。
価格競争に勝つ為には、お客様が当社を採用してくださる理由が必要です。
当社のサービス管理体制や提案、企画もありますが、当社を採用してお客様が得をしなければ、なかなか参入させていただけません。
営業マンは情報を入手して社内展開しなければならず、社内からは「こんな安い案件いらないよ。」「赤字じゃないか」等の意見もあり、なかなか社内を説得する事も難しいです。
この「お客様とお付き合いして近い将来必ず利益をだします。」なんて断言できる社会情勢ではないにも関わらず、営業マンは社内を説得させなければならないのです。
嘘は言いませんが、大風呂敷を拡げて、自分にプレッシャーをかけ、「このお客様は将来、当社にとって必ず得を与えてくれます。」と断言、社内を説得します。
営業をしていると説得するキーマンは社外(お客様)以外、社内にもいるのです。
営業経験がある人は解ってくれますよね。
社内を説得できる言葉もセールストークの大切な要素ですね。

第8回「先週のhitoshi君」

とある平日の午後のことです。
先輩から飛び込み営業は午後4時30分以降は失礼だと聞かされていました。
ですから午後4時を回った時に、「今日は次の1件の飛び込み訪問で終わるか。」と思っていた所、1軒の工場が目に入りました。
工場の正門近くまで来ると空調機の室外機が1台、、2台。
hitoshi:「毎度お世話になります。瀬口冷熱工業の営業のhitoshiと申します。」
会社玄関を開けると少々怖面の社長がどっしりと座っています。
「何処の誰が突然来たんだ?」と言っているかの様な表情です。
少し困惑しながら
hitoshi:「初めまして。弊社は清水区袖師にあります。冷凍空調せ、、、、、、。」
お客様社長「おっちょうど良かった、工場1階の空調機と、2階作業場の空調機がもう20年ほど使用していて新しくしようと思ってたんだよ。現場見て見積もってくれよ。」
しばらく言葉が出ませんでした。
こんな事もあるんですね。
こちらから御願いもしていないのに、タイミングが良かったのか。
こつこつとお客様訪問をしていたからなのか。
この様なお客様にめぐり逢えました。

帰りの景色が、いつもと違い一段と美しく感じられました。